3分間ルーティング基礎講座

ルーティングとスイッチングの概要を一項目3分ぐらいで読めるよう簡単にまとめたもの。オリジナルのページは以下。 3 Minutes Networking 少なくとも、ルーティングやスイッチングの素人が概要を理解するには大変役立つ。ただし、いきなり読み通すには、頭の…

 絶対に使える英文eメール作成術

あるページで、TOEICの学習向けに、この本はお勧めと書いてあったので、ちょっと読んでみた。すでに知っているメールの作成法を整理すると言う意味では、大変よかった。しかし、それしか益するところがなかった。よく読んでみると、TOEIC入門として英語にな…

 24時間サーバを支える技術

はてなの人が、24時間サーバを支える技術を書いたというので、読んでみた。オープンソースでもここまで信頼性を上げられるのだということが印象に残った。しかし、仮想機械の技術はまったくなかったので、そこは残念だった。 最近、はてなの田中さんが、仮想…

 英語教育熱

はじめて英語教育の本を読んだ。 読んで安心したのは、高度な英語力と、一般的な英語力を分けて考えようという話である。一方は、論文を書けるかそれ以上で、もう一方は、日常会話が出来るレベルであり中学英語の定着を狙うものである。英語で、メールのやり…

 グーグルリーダの使い方

ここ1年ほど、グーグルリーダの使い方で悩んでいた”スターつきアイテム”の使い方に気がついた。単に、これから読むの案件をつければよい。 そこまではよかったのだが、英語の記事が山積していくことが判明した。うーん、長くて論理が複雑となると、読むのが…

 PCIバスの徹底研究

徹底研究ではないが、PCIバスの拡張ロムおよびPCのアドレスマップのさわりを知るのに役立った。しかし、これ一冊読めばPCIバスのソフト開発が出来ますって本は、なかなかないものですね。横着なのかもしれませんが。PCIバス&PCI‐Xバスの徹底研究―電気的特性…

 波乱の時代 上巻

FRB前議長の回顧録である。上巻は、子供のころから、FRB議長退任までの歴史を語っている。9.11の事件から始まっている。事故があったとき、スイスエアーに議長は乗っていたらしい。意外と、米国以外の航空機にも乗るものだといって妙に感心した。 考え方の発…

 波乱の時代 下巻

元FRB議長アラン・グリーンスパンの自伝の下巻である。下巻はグリーンスパンの経済観を披露している。このため、世界のトップの経済の見方を知るのには大変役に立つ。この本は、是非読んでおきたい。そして個人的には星5つであった。また、この本の原書(英語…

 トヨタはいかにして「最強の車」をつくったか

トヨタが成功した理由として、チーフエンジニア制度が挙げられる。その人たちの苦闘の記録などあって、大変参考になる。チーフエンジニアは、役員ではなくて、部長待遇であり、いろんな説得が必要な職種ということがわかった。これだけ、社内の調整を行って…

欠陥住宅紛争解決のための建築知識

弁護士向け(建築の素人で法律の専門家)に書いた本なので、法律の部分を除けば、素人でもすっと読める本である。 図はあまりなく、文章がたくさんある。このため、住宅施工の素人から見た教科書という感じである。さすが、法律で生活している弁護士さんが書い…

 欠陥住宅を作らない施工会社を見つける方法

図がたくさんあって、欠陥住宅の施工例が良くわかる本。素人が見ても良くわかる。一度みてみたい。 内部結露でかびてしまうという問題があるが、断熱材の施工が意外と重要なことがわかった。 少なくとも、断熱材の袋を切るという行為は悪いことらしい。欠陥…

 コトラーケラーのマーケティングマネージメント12版

マーケティング業界では有名なコトラー教授のマーケティングマネージメントがついに12版になった。そして、ブランディングの権威ケラー教授が加わって、より厚みを増してきた。 いろんな会社のマーケティング事例を百科事典のようにして使えるのがこの本の特…

 さおだけ屋はなぜつぶれないか?

身近な疑問から始めているだけあって、会計の気持ちが良くわかる本である。会計の入門書では星5つかな?たくさん売れた理由も良くわかった。 たとえば、数円のコストダウンより、万円単位のコストダウンを考えようとか、決算に大きく利くポイントを説明して…

 もっと早く知っておきたかった決算書の読み方

ムダに決算書が読めるように努力中。そもそも、決算書が読めて何が良くなるかは知らないが、外国の会社の会計が暗号に見える事態だけは避けたいことが、動機である。 ということで、低い山から上り始めた、 決算書は、商法と税法と、証券取引法の3つがある。…

 Anne of Green Gables

NHKで赤毛のアンへの旅を3ヶ月番組でやっていた。一度も原作を読まずに終えるのも悔しかったので、子供向けの簡単な本を購入。これには、CDもついているし、英語の読みと聞きの勉強には大変良い。 単語数は、7853ワード使っている。100万語読もうという人な…

 成功術 時間の戦略

京大の教授となった著者の成功術を、振り返って回顧して、教訓として述べている本。やりたい仕事より、与えられた仕事をきちんとこなせなど、教訓になる話がたくさん書いてある。 参考になったのは、仕事の保険のかけ方であった。こつこつ時間をかければ出来…

 第一線の記者が教える英文記事の読み方

英文記者になるために必要な勉強などを、素人向けに説明した本である。当然英字新聞記者になりたい人にも参考になるはずである。本人の英語での苦労話などいろいろあって、大変参考になる。 とりあえず、気になったことは身長の2倍の英文を読みましょうとい…

 入門テクニカルライティング

人のことを言えた義理ではないのだが、何を言いたいのか不明な文章に時々出会う。そんな時、文章作成に時間をかけてくれたらと思う。 その際、あまり込み入った説明をしている本では、役には立たない。この本は、わかりやすく文章作成で気をつけるべきところ…

 金融史がわかれば世界がわかる。

金融史を英国が大国だった近代から現代までを見ている。この分野の素人なので、2度読んでも完全に理解は出来なかったが、金融工学進展の歴史は良くわかった。 貿易でビジネスモデルを作ったことが産業革命の原動力という観点は、なかなか参考になる話であっ…

 ロジカル・ライティング

この本は、ナゼ文章を書くのか?という話からロジカルに文章を書く技術までをカバーしている。このため、昨日の考える技術・書く技術に比べてより初心者向けの本となっている。このため、ロジカルなライティングはナゼやるのという初心者に安心して薦めるこ…

 考える技術・書く技術

マッキンゼーなどのコンサルティングファームに入るとイの一番で読まされる本。コンサル業界で、ピラミッドというとこの本を指すらしい。 本書のバーバラミント女史は、女性で始めてマッキンゼーに入ったのだが、そのころは、男尊女卑社会でクライアントから…

 技術英文の正しい書き方

技術翻訳一筋にやってきた人が書いた本。基礎的な心得11項目とチェック項目60項目に分けて説明している。プロになるなら、このぐらいのチェック項目は気をつけて置かなければいけないのだろう。素人なら、このうち5つ程度を、守ると(短時間で)それなりに良く…

 ホンモノの文章力

1000文字程度の文章の作り方にターゲットを絞って書いた本である。大学受験生がメインターゲットのようであるが、ビジネス文書を書く人も最終章でターゲットにしている。 コンセプトは、自らをアピールする文章を書こうである。そして、そのために、小論文、…

 報告書作成法

ホンダのOBによる報告書の作成法の説明書である。著者は、現在も技術翻訳やテクニカルライティングの教育に携わっているようである。この本の技術のベースは、当然のことながらテクニカルライティングをベースにして説明している。ホンダなどでの報告書強化…

 コンクリートが危ない

コンクリートは、材料を施工をきちんとすれば100年以上の長期間にわたって、建物の役割を果たす。しかしながら、高度成長期に、施工数が急激に増えたため、品質管理に破綻をきたし、30年程度しか持たないようなコンクリートが続出した。たとえば、山陽新幹線…

 木がわかる

この本は、木の基本的な話をきちんと知っておきたい人に向いている。さすが、大学の先生が書いた本という感じで基本から説明している。たとえば、竹と木はどこが違うとか、針葉樹と広葉樹がどちらが進化しているとか、木の含水率の測り方に至っては、測定原…

 ドキュメントハックス

この本は、マニュアルなどの各種文章のマニュアルなどの文章の効率的品質向上のやり方を書いている。特に、著者が書きたかったところは、文章チェックの効率的方法のところらしく5章にある。トヨタ方式のような地道な向上アイデアがいろいろと書いてある。マ…

文章をダメにする三つの条件

元新聞記者であり、現在大学生に教えている人の実践的文章論である。文章論は、著者ごとの経験論が遺憾なく発揮されるところであり、面白い。 著者が三つ上げているのは、単なる事象の羅列、理屈っぽい、一般論に終始するである。事象の羅列は、改善策として…

 「頭がいい」と思わせる文章

ビジネス文書では、稼ぐことを考えて文章を作成すべきとといた本。 通常の文章作成では、あまり気がつかないが、インターネットサイトでのビジネスなどでは、キャッチコピーが売り上げに大きく影響する。このため、ビジネスの利益の観点から文章を作成すべき…

リスクセンス

リスクの取り扱い方の歴史を説明している。リスクの歴史を見るには大変面白い本である。スミソニアン博物館で働くサイエンスライターが書いた一般向けのリスクの概念の説明書である。 ただし、リスクの数理を知りたかったので残念ながら役には立たなかった。…