ネイティブチェックで鍛える英文ライティング

英語で、手紙やEメールを書くときに、TPOに適した文章を書くための本である。長さ的には、1ページ以内の文章を書くことに絞っている。そして、例文は、必ず、丁寧さを3段階(フォーマル、セミフォーマル、カジュアル)で示してあり、適切なレベルでメールなど…

 木質構造設計規準・同解説

この本は、木を作った素材でどのような設計をすべきかを解説した規準書である。木を使った構造体を設計するには必要な本だと思われる。これは、建築家の卵がじっくり読むべき本と言う感じである。自ら、木で大きな構造体を作る見込みがないのでぱっと見て終…

木造住宅の寿命をのばす本

木造住宅のメンテナンス方法を、知りたくて読んだのだが、参考になるところはなかった。あえて言うと、最後についているメンテナンススケジュールの一覧が役に立つぐらい。 以前の女性建築士の会の書いた本(家つくりのバイブル)のほうが実例豊富で役に立つ。…

 木造住宅設計教本

間取りなど木造住宅でどうあるべきかを書いた本。明らかに、プロ向けの本である。 すばらしいことを言っていると思うが、それなりのうちを立てるのが前提になっていると思う。木造住宅設計教本作者: 吉田桂二出版社/メーカー: 彰国社発売日: 2006/01/01メデ…

 木造住宅 施工の実務手順 新訂版

施工時の注意点を、各工程ごとに、見開きの図解シートにした本である。この本は、素人でもすらすら読めるような本ではなく、素人ならゆっくり読まないと理解不能である。というのは、専門用語がたくさんあるので、専門家が、自分のやっている作業手順を見直…

 日本の木造住宅の100年

日本木造住宅産業協会による、木造住宅の100年史をまとめた本である。木造住宅の基準や技術の発展過程を知っておきたいなら、一度は読んでおきたい。 たとえば、五重塔は、地震には強いが、台風などには弱く、大阪の四天王寺のものは、倒れてしまった。など…

 木造建築を見直す

阪神大震災のころの、木造建築の第一人者である坂本功氏の、一般向けの本である。木造建築を、いろんな観点から眺めている。 法隆寺の時代から歴史を概観 世界の木造建築を展望 木造軸組み構造の説明 木造建築の耐震性について さまざまな木質材料についての…

 木質構造第2版

この本は、木造住宅のコンパクトな教科書と言う感じである。基礎から、住宅の床までかなり網羅的に書いてある。特に、継手と仕口の設計が参考になった。多分、コンパクトな割りにかなり詳しいと思われる。 歴史から書いてあるので、プラットフォーム工法が、…

 小規模建築物基礎設計指針

木造住宅など小規模建築物を作る際に必要な基礎設計指針の話である。ここ数十年の、地震による地盤の液状化現象や、不同沈下などの現象に対応した説明が追加され、2008年2月に発行された書物である。 地図上のどのような土地を選ぶべきから始まり、どの…

 ウッドエンジニアリング入門

木材を木質材料として、構造材などへ使うことが急発展している。その説明を行った資料である。木を接着剤により、大きな木を作ったりできるようになってきたことがわかる。また、集成材でも、クレオソート油で腐りにくくした木は屋外に44年あっても、腐ら…

 木材と木造住宅 Q&A 108

木造住宅の気になる話を108個の話に分けて、説明している。一つ一つが完結した話なので、わかりやすい。 特に、便利だと思ったのは、住宅の公庫基準の歴史を、土台の木の種類などを一覧表にして説明しているところであった。柱の集成材使用は、比較的最近の1…

 住宅業界の動向とカラクリがよーくわかる本

住宅を持つ可能性がある場合、この本を読んでおくと大変役に立つと思う。 日本の住宅事情を分析した後、業界の構造、および技術開発の進展、問題点、将来展望など一通り知っておくと良いことが書いてある。 また、最後に工法と建材別の企業の一覧図があり、…

 家づくりのバイブル

(関東の)女性建築技術者の会の著による本。住宅購入初心者向けに、いろいろと知っておいた法がよさげなはなしのオンパレードである。一度は読んでおいた方が良いのではないだろうか? この本を読んで、珪藻土は、自分でも塗ることが出来ることを知った。その…

 実用図解 木造住宅工事チェック・ハンドブック

木造住宅工事を行う際に、チェックすべき項目を丁寧に解説した本。各工程でのチェック項目が一つ一つ丁寧に書いてある。 この本によると、大体8回ぐらいチェックする必要があるらしい。確かに、大変高い買い物であるので、そのぐらい丁寧なチェックが必要な…

N値の話

さまざまな建物を建てる際に必要な地盤の強さを比較するための指標であるN値について、さまざまな観点から説明した本である。比較的易しく書いてあるので、じっくり読む気があれば、理系の人なら誰でもわかりそうである。この本は、大成建設の基礎工事担当の…

 地頭力

フェルミ推定は、すばやく概数を知る方法である。 フェルミ自身、物理学者であり、物理学者の間では、ずーっと昔から有名な推測方法であった。この方法を、ビジネスに適用したことが新しい。 たぶん、有能なコンサルタントとかビジネスマンは、ずっと昔から…

 改訂版 ハウスメーカー77個別診断

ハウスメーカで建てる時に、どのメーカがどの立て方が得意なのかを知るのに良い本である。ただし、建売とか条件付の土地販売の場合は、住宅メーカが決まってしまっているのであまり関係がない。会社は、それなりにメジャーなメーカーは、たいてい載っており…

 基礎力が身につく建築環境工学

家を作るときに気になる、日当たりに関係する日影規制の線をどう引くかとか、空気をどのくらい循環させるべきとか、窓は、床面積に対してどれだけあいていないといけないとかなど、環境工学の基礎のイメージをつかむには大変わかりやすい本である。図で説明…

 ここまでかわった木材・木造建築

木造の大規模構造物が、最近は日本でも建築基準法に準拠して作られるようになった。このため、日本では、東大寺の大仏殿はすでに、最大建築物ではなくなっている。その背景を説明した本である。 この本を書いている人は、木材での接着剤の専門家である。そし…

 木造住宅工事仕様書

住宅金融公庫基準の35年持つ建物は、すべてこの基準に従っている。このため、一度読んでおくと良い。1100円と安価だが、住宅メーカーが仕様書として、納品時に資料として提供されることもあるらしい。 ただし、骨組みや、断熱工法、バリアフリーなどの建て方…

 図解 やさしい建築材料

上の教科書的な、本とは異なり、素人(?)向けにさまざまな建築材料の歴史や薀蓄を図を使ってやさしく説明したものである。ただし、木の耐朽性などの細かい話はないので、やはり入門と言った感じがする。ただし、素人が読んだり、薀蓄を確保するには良い本と…

 結露をとめる

20年ぐらい前の昔の家と、最近の家の大きな違いは、断熱に相当気を配っていることらしい。省エネルギーの観点から見ると、大変良いことである。しかしながら、結露の観点から見ると大変、おきやすい環境になっている。このため、この本で、結露の基本を勉強…

建築材料教科書

いかにも、まっとうな建築材料の教科書、大学や専門学校で使っている本と言う感じである。ただし、建築材料の主な情報を系統的に手早く手に入れたい場合に大変役立つ建築材料教科書作者: 建築材料教科書研究会出版社/メーカー: 彰国社発売日: 2008/01メディ…

木造住宅設計者のための構造再入門

(理系の)素人にも、木造建築の構造がわかるぐらい簡単に書かれている。簡単な壁量計算など書いており、建築基準法、優良住宅の計算法、手のかかるまっとうな計算法など、が良くわかった。木造住宅設計者のための構造再入門作者: 大橋好光,齊藤年男出版社/メ…

 マイクロソフトの面接試験

フェルミ推計を勉強するには、最適な本。地頭力を読むなら一緒に読んでおきたい。ビル・ゲイツの面接試験―富士山をどう動かしますか?作者: ウィリアムパウンドストーン,松浦俊輔出版社/メーカー: 青土社発売日: 2003/06/15メディア: 単行本購入: 34人 クリッ…

 Linuxシステム管理

この本は、いまどきのLinuxシステム管理を勉強するにはいい本である。ネットワークおよびそこでのサービス設定から、バックアップ方法、ついにはXenやVMwareなどの仮想機械の使い方まで説明している。 この本は、はじめて管理するのだけど、簡単な操作および…

 中年英語組

30後半になってから、プリンストン大学に留学して、英語に苦学した人の勉強記と米国文化の説明が書いてある。これをみて思ったのは、それなりの人がしゃべっていると思わせるには、英文法を意識することや、発音をそれなりにやることは重要であるとわかった…

 ライフサイクル・イノベーション

キャズムと同じジェフリームーアの著書である。キャズムより後のメインストリームに、おいてどのようなイノベーションが必要かという話を、シスコの例などを元に14のパターンに分けて分析している。結構参考になると思ったが、キャズムより論旨が複雑でちょ…

 電子辞書

英語耳と言う本を見ると、語源情報を得るにはジーニアス英和大辞典が一番と書いてあった。このため、この辞書が入った電子辞書を買いたいと、機をうかがっていた。しかし、通常うっているものは3万円近くする。このため、じっと時期をうかがっていた。 最近…

 グローバル経済の本質

週刊東洋経済の経済書のランキングで一位をとった本と言うことで、読んでみた。投資をしている人には、大変参考になる話であるが、結論としてどのように投資したらよいかと言う話は書いていない。結局、このような経済動向を織り込めばリスクが比較的小さく…