グローバル経済の本質

週刊東洋経済経済書のランキングで一位をとった本と言うことで、読んでみた。投資をしている人には、大変参考になる話であるが、結論としてどのように投資したらよいかと言う話は書いていない。結局、このような経済動向を織り込めばリスクが比較的小さく投資が出来るということなのだろう。

この本は、歴史的観点から日本の低金利を展望して、こんなに低い状態は世界史でみても、イタリアとスペインの江戸時代ごろの低金利以来という話であった。
そして、このまま日本の経済を生産性の改善などのてこ入れをしなければ、経済が落ち込んでしまうことが良くわかった。今の日本経済の規模を考えると、流通小売業の生産性革命がかぎなのはみんなわかっているのだけど、なかなか方法をそこまで思いつく人はいない。

人々はなぜグローバル経済の本質を見誤るのか

人々はなぜグローバル経済の本質を見誤るのか