ウッドエンジニアリング入門

木材を木質材料として、構造材などへ使うことが急発展している。その説明を行った資料である。木を接着剤により、大きな木を作ったりできるようになってきたことがわかる。また、集成材でも、クレオソート油で腐りにくくした木は屋外に44年あっても、腐らないとかかいてある。
この本で、大変参考になったのは、最後のちょっと悲しい実例集の写真集のページであった。一番かびにくいヒバ材ですら辺材だと腐ってしまうとかいろいろと参考になる。
結局、木材でも適材適所が一番よいと言うことなのだろう。
”ここまでかわった木材・木造建築”では、記述が浅いと言う人にお勧めの本である。

ウッドエンジニアリング入門―木の強さを活かす

ウッドエンジニアリング入門―木の強さを活かす