木材と木造住宅 Q&A 108

木造住宅の気になる話を108個の話に分けて、説明している。一つ一つが完結した話なので、わかりやすい。
特に、便利だと思ったのは、住宅の公庫基準の歴史を、土台の木の種類などを一覧表にして説明しているところであった。柱の集成材使用は、比較的最近の1988年から始まっているらしく、比較的新しいことをこの本で知った。
また、木毎に、使うべき場所を一覧表で書いてあることも参考になる。
また、正倉院法隆寺を住宅基準で考えると壁倍率計算では、耐震性能が不合格になるとか、興味深い話が満載で、薀蓄に便利かもしれない。

木材と木造住宅Q&A108―安全で住みよい家を造るために

木材と木造住宅Q&A108―安全で住みよい家を造るために