成功術 時間の戦略

京大の教授となった著者の成功術を、振り返って回顧して、教訓として述べている本。やりたい仕事より、与えられた仕事をきちんとこなせなど、教訓になる話がたくさん書いてある。
参考になったのは、仕事の保険のかけ方であった。こつこつ時間をかければ出来る仕事と、才能センスがないとが出来ない仕事を峻別し、仕事を交互に配置するとの事であった。
しかし、本書には構成をもう少しブラッシュアップした方が良いのではという箇所がいくつか見られた。これを解決し論旨がすっきりすれば、それなりに売れるのではと思った。

成功術 時間の戦略 (文春新書 (443))

成功術 時間の戦略 (文春新書 (443))