半導体市場におけるサーバ向け半導体の割合

ふと思うと、Gartnerが、半導体のユーザ購買割合を出していた。また、Intelは最近決算を出したばかり。
ということで、Intelのデータセンター部門売り上げ(14.4B)を半導体市場全体(339.9B)で割ると、大まかなサーバ用CPUの売り上げ割合がわかることに気がついた。もちろん、メインフレームとかUNIXサーバもあるが、インテルに比べて数割程度しかないはずなので気にしないこととする。また、CPU以外のチップセットは考えないことにする。考えたとしてもせいぜい3倍程度と思う。

  1. サーバ半導体半導体市場全体に占める割合
    1. これで、計算したところ、4.2%になる。しかも、Gartner資料では大手半導体ユーザ企業は、端末メーカが多く、サーバメーカはあまりいない。
    2. 新技術が端末から導入されるようになった理由が、微妙に納得できた。
  2. クライアント半導体半導体市場に占める割合
    1. また、クライアントPCですら34.9Bという感じで10%ちょいという感じ。メモリ用の半導体も考慮すべきだが、サーバとクライアントPCで合わせても15%程度にしかならない。
  3. サーバに対するCPU半導体の割合
    1. GartnerとかIDCの資料を見ると、年50Bのマーケットに見える。このため、インテルの14.4Bで計算すると28%程度が割合に見える。もっとも、IAサーバ以外があることを考えると、IAサーバでは3割以上が、インテルの収入と考えるべきかも知れない。