渋滞学

車の渋滞は、ナゼ発生するのか?と思っていたが、その問題を学術的に研究している人がいるそうである。
データとしては、東名の静岡あたりを使っている。そして、渋滞はどのくらいの密度から発生するとか明確に説明している。
最近、ガソリンが上がって、交通量が数%減り、渋滞が大幅に減ったと聞く。多分、この学問で言うと、臨界状態に近い交通量が、ちょっと減ったので、めったなことでは、渋滞状態にならなくなったということなのであろう。岩波の科学に載った記事が以下にある。
http://soliton.t.u-tokyo.ac.jp/nishilab/mypapers/webiwanami.pdf
この渋滞学の成果を生かして、首都高速の渋滞を減らしてほしい。特に、工事渋滞を減らすことが出来るとありがたい。
この本は、新潮新書の渋滞学をやさしくしたものである。しかし、素人目には、いろいろ図を使って説明しており大変役に立った。

クルマの渋滞 アリの行列 -渋滞学が教える「混雑」の真相- (知りたい!サイエンス)

クルマの渋滞 アリの行列 -渋滞学が教える「混雑」の真相- (知りたい!サイエンス)

この本は、爆笑問題が素朴な疑問を西成先生にぶつけている。視点が、素人視点になるのでわかりやすかった。
爆笑問題のニッポンの教養 万物は渋滞する 渋滞学

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