oVirtがマイグレーション対応

oVirtは、単なるリモートマシン上のハイパーバイザ制御ツールであった。
しかし、VMを異なる物理マシン上で移動させるマイグレーション機能がサポートされた。コードは、以下の通りである。
http://git.et.redhat.com/?p=ovirt.git;a=commit;h=f943db0306b5c6c028b53e23f867808959ec6c19
これで、複数サーバの簡単な連携が出来るようになった。
もちろんこの機能は、有料製品(VMware Virtual Center)などではこの機能が数年前からサポートされていた。しかし、オープンソースでもその機能がサポートされるようになったことが大きい。
なお、ovirtの概説は以下にしている。
http://d.hatena.ne.jp/sakaia/20080620#1213953707

9月5日追記
KVMマイグレーションlibvirtでサポートされていない。このため、oVirtのマイグレーション機能自体、開発者のマシンでしか動いていないということが本当らしい。誰か評価してくれないものですかね。ただし、マイグレーションをテストするにはマシンが数台必要です。ちなみに、開発者として、味見するだけなら、developerモードで1台のマシンで評価できる。ただし、マイグレーションの画面が出るだけで実際は評価できない。