語源で楽しむ英単語

ちょっと、気になったので、語源で楽しむ英単語と言う本を買って読んでみた。この手の知識は、まったくなかったのだが、読んでみて、パズルのようでなかなかたのしいことに気がつく。
インドとヨーロッパの言語は5000年前の一つの言語(印欧祖語)が元になって、作られているとは、思いもしなかった。
また、12月の語源は、10月であり、いろいろあって、2ヶ月追い出されて、10と言うコトバが、12と言う言葉になっているとは、なかなか面白い。
こんな、小話がたくさん続くこの本は、語源の入門にはちょっと便利な本に見えた。
普通の本だと、英語の語源までしかさかのぼらないので、あまり汎用性を感じない。
しかし、印欧祖語までさかのぼると、フランス語と、英語の単語が、同じ起源だが、数千年を経て、また融合したように見えるのがちょっと不思議である。

語源で楽しむ英単語―その意外な関係を探る (生活人新書)