ノーベル賞の歴史を日本から見てみる
ノーベル賞の歴史を、新聞記者の目から見た本。いろいろな取材の経験や、記者独自の情報網などからの情報が盛り込まれていて興味深い。長岡半太郎のノーベル賞推薦者は、すべて賞をとっているとか、アインシュタインのノーベル賞賞金の使い道は、受賞前に決めていたとか面白い話が満載。
少なくとも、ノーベル賞の業績をたどる本を日本語で数冊読んだが、その中では秀逸。最近は知的財産に関する記事をいくつか書いている同氏であるが、奥が深いことを認識した。
ノーベル賞の100年―自然科学三賞でたどる科学史 (中公新書)
- 作者: 馬場錬成
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2002/03/01
- メディア: 新書
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