WindowsXPでレスポンス向上策

Windows XPでアプリケーションの立ち上がりが遅いので、何でなのだろうと思って、調べて見た。すると、スワップしまくりで、メモリとHDDのデータ転送でほとんど時間が費やされていることがわかった。このため、CPUの性能は、500MHzといまどきのCPUとしては、遅いにもかかわらず、性能を使い切っていないことがわかった。ついでに、現在使っているチップセット(i810)が、どれだけメモリを増設できるかを調べた。その結果、512MBまで増設できるらしい。現在192MBなので、64MBのチップを256MBへ入れ替え、トータルで384MBということにした。4800円程度。これにより、アプリケーションがすぐ立ち上がるようになった。ただし、今度は、CPUの速度がボトルネックになっている。
また、メモリ増設の副次的効果として、スワップでのI/Oが減ったので、ハードディスクの温度が下がった。このため、HDDの寿命もよくなったはずである。HDDも温度が上がるとMTBF(寿命)が下がってしまうためである。
必要メモリ・サイズを見極める:Tech TIPS - @IT
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それにしても、買った当時から残っているのは、ついに、CPUとマザーボードぐらいになってしまった。古いから、USBポートが前になく、USBハブを買ってみたりと、無駄な投資が多い。来年末のWindows Vista(Longhorn)までしのぐこととしよう。とりあえず、使いたいアプリケーションも、ほとんどは、現在の環境で動く。