デジタルカメラの2段分の手ぶれ補正

最近のデジタルカメラで、2段分の手ぶれ補正をうたっているものがたくさんある。2段とは、簡単に言うとシャッター速度4倍分の補正が可能ということである。そして、その対策方法は、振動センサーによるものと、CCDの感度を上げたものがある。
ぶれとしては2つあり、手ブレと、被写体ブレが考えられる。手ブレに対しては、両者とも、解決できる。ただし、被写体ブレに関しては、CCDの感度を上げるしか方法が無い。この意味でF10は、優れている。
さらに、最近コニカミノルタが、手ぶれ防止機能つきデジタル一眼レフ(α Sweet Digital)を出した。この意味で考えてみると、手ぶれ防止機能で2段分、CCDの感度で2段から3段違う。まとめると、4段から5段分すなわち16倍から32倍、コンパクトデジタルカメラの同じ明るさの被写体に比べて、手ブレが起きにくい。