「数字」がわかれば仕事はぜんぶうまくいく―経理・財務の達人が教える「6つのツボ」

信越化学の常務だった金児氏の体験談による教訓をまとめた本。最終的に、常務までの道を歩いた人だけあって、経験談の相手もそうそうたる顔ぶれである。
たとえば、”ビジネスマンは仇は、ビジネスでとる”などいろいろ役に立つ話が書いてある。いまだに、戦争で仇をとりたいと思っている国粋主義者には読ませたい本である。
それ以外にも、会社での処世訓などいろいろと役に立つ話が書いてあるので一読に値する。ただし、会計の学習本と思うと間違いで、体験から見た会計という感じなので、会計という点では、視点を変えて役に立つぐらいかもしれない。