英語達人列伝 その他
何事も、極めた人の話は、大変参考になる。その意味で大変参考になる本であった。さらに、理系の観点でいうと野口英世を取り上げたという意味でポイントが高い。さて、この本は、、1998年から1999年にわたる中央公論の連載をベースにまとめた本である。そして、本書の狙いは、今までの英語教育は、失敗つづきで、試行錯誤を繰り返してきた。そして問題の解決を、欧米の教育に求めていた。しかし、日本の英語の達人にも見習うべきというところであろうか?そして、著者が引用する彼らの英語を見ていると、日本人でもそこまで行った人がいるとびっくりしてしまう。
また、達人らの才能だけではなく、努力についても、伺える良い本であった。
ちなみに、本書の挿絵も著者自身のものである。
- 作者: 斎藤兆史
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
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- 作者: 斎藤兆史,野崎歓
- 出版社/メーカー: 東京大学出版会
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