virtioのドキュメント

IBM developer worksより、virtioのドキュメントが出ていた。日本語でのvirtioの構造資料はこれぐらいしかないと思う。
virtio: Linux の I/O 仮想化フレームワーク

サーバ仮想化で一般的なIO高速化手法で準仮想化ドライバがある。準仮想化ドライバの課題は、仮想機械毎にドライバを作り手間がかかる課題があった。そして、昨今の仮想化ソフトウェアブームでたくさんの仮想化ソフトウェアが作られ準仮想化ドライバが開発のボトルネックとなる可能性があった。そこで、Rusty Russelによって、virtioが提唱され作られている。現在は、Linux KVMlguestに対応している。

そして、virtioで通信するのは、

ちなみに、Linux Conference2007でlguestが紹介された際、ネットワークとブロックデバイスだけvirtioが使われていた。しかし、現在は、コード構成が変わりシリアルコンソールもvirtioに依存している。
http://www.kernel.org/doc/ols/2007/ols2007v2-pages-173-178.pdf