機械翻訳ソフトを使ってみるその2

その後、翻訳の質を、上げようといくつか試行錯誤してみた。一週間使ってみた印象では、機械翻訳ソフトは、文章の構成により、得意不得意が異なるので、複数の機械翻訳ソフトを使ってみるのが良いようである。これは、翻訳家の ブログ等を見てもでてくる。とりあえず、ATLASで翻訳をかけて、おかしいところを、ほかの機械翻訳ソフトにかけてみると言う手をとってみた。このケースでは、東芝と高電社が比較的使える英文を出力してきた。
なお、前回取り上げたクロスランゲッジは、マニュアルや仕様書では、あまり良い英語を出してこなかった。クロスランゲッジ社のソフトは、日本語でも主語がはっきりしないとほとんどIに置き換えてしまって、マニュアルにそぐわない英語になってしまうためである。マニュアルの日本語を書いた段階で、意識して主語を書くなどの対策を採らないとクロスランゲッジ社のソフトで翻訳するのは難しいと思う。
なお、クロスランゲッジ社のページに、機械翻訳後の冠詞はてで直したほうが良いとの記述がある。さもありなんとの印象であった。
http://www.crosslanguage.co.jp/support/howto/je/knack.html