機械翻訳ソフトをちょっと見てみる。

数10ページ近い文書を、毎週英語に翻訳してと言われた。そこで昔、翻訳ソフトを開発している人から、"同じ言い回しが良く出るなど、マニュアルの類なら結構使っている例がある。"と聞いたことを思い出した。そこで、無理やり機械翻訳してみた。するとあら不思議、とりあえず文書が英単語の並びになっている。簡単な日本語なら、構文がそれなりの確率で取れている。失敗した文は、あきらめて日本語か英文そのものを直していく。つま り、カタコト英語の出来上がりである。少なくとも、自分で最初から訳すより5倍近く早い。
とはいえ、手間をかけずに英文品質を上げようと、翻訳ソフトをちょっと調査。そしたら、10の翻訳サイトにまとめて翻訳してもらうと言うすばらしいサービスがあった。とはいえ、ブラザーなどは翻訳サービスを止めているので実質5つ程度のサイトの比較と言うことになる。
http://7go.biz/translation/
ここで見ると、日本語から英語にそこそこ訳しているのは、Akamai, BizLingo, Cross Languageであった。順番にメーカを挙げていくと、東芝富士通、クロスランゲージらしい。ここら辺が、翻訳エンジンの質が良いことがわかった。また、英語の訳し方で気になったのは、主語がないときに、東芝富士通は、"it"を多用する。一方クロスランゲージは"I"を多用している。ちなみに、Google翻訳は別途試してみたが、まだ使えるレベルではないので今後に期待とした。

また、翻訳家の人は、日英の文章を手直しして実際に使っているようなので、翻訳ソフトってはさみのようなものだと言えよう。