政治家の演説について思うこと

自由民主党の総裁が代わるそうで、立会演説会で候補者が演説を行っている。皆さん一日程度の急ごしらえのせいか、浅い主張ばかり、あえて言っても、体験録をとりあえず集めて説明していると言う印象である。だから、学生は一夜漬けの勉強ばっかりやり始める。
一方、米国の演説などを見ると、一つ一つの演説について推敲から丁寧に時間をかけていると言う印象である。たとえば、ケネディ大統領の演説は30回の推敲が行われたと言う。日本も、後々の教科書ともなるべき講演が出てこないかなとも思う。

Let the Word Go Forth: The Speeches, Statements, and Writings of John F. Kennedy 1947 to 1963