よく考えたら、PC購入以前の問題だった!

頭を冷やしてよく考えてみたら、PCが私的か公的かは、あんまり関係ない。自衛隊施設内から、出るデータをきちんと管理していることが重要である。その意味では、私的パソコンでも、ちゃんと入退室時に、きちんと情報を管理していればよいのだが、それがまったくなされていなかったことになる。
このことから考えると、情報漏えいの脅威分析はまったくしていないのであろう。
自衛隊の門で、PCを持っているかどうかのチェックをするとか、USBメモリをチェックするという話は、聞いたことがない。多分、持ち出し放題なのであろう。せめて、秘密以上の情報は、特定のパソコンでしか扱えないようにするなど、何らかのセキュリティ対策が必須になったのではないだろうか?
日経で、内田助教授が、自衛隊の持つ情報の価値が数十億より安いのかという話をしていた。この議論自体は、賛成であるが、どちらかというと、情報がきちんと管理されていなくて、持ち出し放題なことに危険を感じる。そもそも、Winnyで漏れる情報自体氷山の一角なのだから。