デジタルカメラのピント精度(AF精度)

デジタル一眼の違いを調べていたら、AF速度は、キヤノンが一番みたいであった。確かに、20Dに触ってみると、驚異的な速度でAFが動くのがわかる。じゃあ、それだけでよいかというと、そうでもない。たとえば、ピント精度も重要なポイントである。
AF精度(ピント精度)は、どうやらクロスセンサーを使った方が、高い精度でピントが合うらしい。また、会社別で見ると、ニコン(たとえば、D50)が一番よいらしい。で、キヤノンKiss Digital Nの場合、中心はクロスセンサーなのだが、その他の測距点は、通常のセンサーである。このため、周辺部で、ピントあわせをすると、ピントがずれてしまう。
そして、このピントのずれが、どんなものと見てみるには、等ピクセルサイズ出見てみるらしい。確かに、これだけ細かく見てみると、ピントの合い具合が細かくわかる。だけど、素人の場合、ここまで見ないよなというのが実感である。せいぜい、スクリーンで拡大表示してそれでおしまいなので、等ピクセルまでは拡大しないので、あまり違いがわからない人も多いかもしれない。
さて、キヤノンでもクロスセンサーを多用しているカメラは、20Dなど存在するのでエントリーモデルで、たくさんのクロスセンサーが載るのは数年程度の時間の問題と思われる。確かに、この業界は、ドッグイヤーというべき速度で進んでいるので、ずいぶん遅いかもしれないけど。
スピードと、ピント精度とどちらを撮るか難しい問題である。一眼のピント精度って、神経質なほど比較しないと、素人にはわからないくらい小さい。そもそも、センターでピントを合わせれば、違いはないのだから。多分、素人の人は、画質が変わらないと思うと、スピードで決めるのでしょうね。少なくとも、動きが多いものだと、その方が正解だし。