iPod nano

アップルは、メモリプレイヤーでガリバーになろうと、戦略的な値づけをしている。いかに安いとはいえ、フラッシュメモリの相場の5分の一はありえないと思う。多分、これは、スマイルカーブというビジネスモデルで、製品販売より右に音楽販売に設定した気がする。ソニーは、まだ完成品販売を右側に設定している。しかも、メモリプレイヤーで独占的な地位になるだけでなく、下手すると、USBメモリの分野も寡占してしまうかもしれない。(USBメモリについているセキュリティ機能がついていないが)
ソニーは、ビジネスモデルが描けていないのかもしれない。このまま行くと、相当なリストラがソニーで起きる可能性がある。そのとき、日本の部品産業も相当なだけ気を受けそうな気がする。
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/TOPCOL_LEAF/20050909/108422/
また、7月には、サムソンのメモリの40%をアップルが買いあさっていたといううわさが流れていたらしい。数ヶ月で600万売れる装置は、スケールが違う。
Apple Rumored to Be After Samsung Flash Memory - Slashdot
http://www.technewsworld.com/story/FzeTdyFe0EL3D0/Apple-Rumored-to-Be-After-Samsung-Flash-Memory.xhtml
また、iPod nanoの分解した写真を、インプレスでは公開している。ワンチップに収まっている訳でもないので、そんなにコストダウンの成果のあとが感じられないけど。
iPod nanoハードウェアレポート
関係ないけど、iPod Linux (U2)の記事
http://pcweb.mycom.co.jp/column/osx/145/