女性や高齢者の登用は、管理体制が問題ではないか?

会社で、女性の雇用が進まないという問題があるらしい。このような人たちの有効活用を図るには、管理技術の革新が必要である。
現在の管理体制は、ずーっと働いている人を管理するという前提の基に作られている。このほうが、管理は簡単である。そして、そのような雇用体制で、十分人が供給されている。しかし、上記の人々は、いろんな制限条件があり、短時間で働ける環境を準備する必要があったり、管理上のオーバヘッドが大きくなってしまう。
単に、P.ドラッカーの繰り返しになってしまうが、管理体制の革新が必要なのである。現在の仕事の管理の粒度をさらに細かくして、短時間でも十分に働ける管理体制を作る必要がある。しかし、現在の仕事の管理体制から考えると、管理職側に大きなオーバヘッドがかかってしまい効率が悪い。この課題を、何かの技術を導入して解決する必要がある。
当たり前だが、保育施設などの充実はそれ以前の課題である。国は、お金をかけずに制度だけ変えて対処しようとする。結局、何も出来ていないという悪循環のままである。