blkfront/blkback&tap

Xenのパラドライバーのモデルの説明が、XenWikiにいくつかある。Blktapの説明は、見つからなかった。まあ、MLの記事を見るしかない。さて、xenbus自体は、パラカーネルのdrivers/xen/xenbusの下にある。
ここで、最近流行のVTxでのパラドライバーについてみてみた。パラドライバーとは、IOの転送速度を上げるために、バイト単位のデータ転送ではなく、ブロック単位のデータ転送を行うモデルである。すでに、パラカーネルでは、実現できているから、このゲスト部分を、VTx用に改造するという作業が必要になる。上記のパラドライバーモデルの、VTxへの導入かつ、ゲストOSをいじらないという制限から、IOバスであるPCI層のパラドライバーが必要になる。なるほど、それなりの作業であることがわかった。
また、スプリットドライバーの通知機構のコアとなる部分は、XenStoreであり、xenbus_watch_path2のあたりを見ればよいらしい。あとは、パラカーネルのdrivers/xen/xenbus_probe.cぐらいか?
詳細は、以下のリンクを参照

入門的な説明
http://wiki.xensource.com/xenwiki/XenIntro#head-f812265f11277c6b2c3a10c94db485758e37e2bbこれだけでよい気がする。後は概念説明しかない。
ほかには、Xenのdocs/misc/blkif-のマニュアルが使えるみたい。

http://wiki.xensource.com/xenwiki/XenIntro#head-d210a9b066af7165219af8f0652a12137245a123
http://wiki.xensource.com/xenwiki/XenIntro#head-a6b774bff231998a0cfbe74341467bd0451d724c

より詳細な説明
http://wiki.xensource.com/xenwiki/XenSplitDrivers
http://wiki.xensource.com/xenwiki/XenBus