年金統合は、共済年金の救済合併が目的らしい。

今日、日経新聞で鈴木 亘氏(東京学芸大)が、共済年金と、厚生年金の合併は、実質的な共済年金の吸収合併だと書いてあった。公務員がこれから減るならば、支える人が減るので、年金支給水準が減るからである。共済年金を計算する際は、ちゃんと、支える人を考慮に入れて、計算を行った後、厚生年金と合併してほしい。
なお、鈴木氏は、世代間不公平をまず正すべきであると主張されているので、論点は異なる。今年生まれた人と、現在65歳の人では、6000万円分年金支給額が異なるらしい。この課題に対して、自民党民主党はじめ、切り込んでいる党は存在しない。